（材料　〜４人前） 　マガモのガラ　１羽分 　水　２リットル 　ネギ　青い部分 　しょうが　１かけ 　塩　ひとつまみ 　卵　１個

	初猟 　いよいよ、やってまいりました (^_^)　２００３年度猟期であります。今年も初猟は鴨の舟撃ちに出発です。日の出解禁まであとわずか…。
	非鉛弾 　ちなみに私は、今年から非鉛散弾への自主切り替えを推進中であります (^o^)v　とはいっても完全切り替えではありません。代替弾が存在する号数の散弾だけ （6号までで、7半や9号はありません）。メーカーさーん、全号数で代替弾作って〜。 （ワンポイント）　非鉛弾の入手は、１０００円程度の送料追加負担で地元銃砲店経由で取り寄せるか、國友銃砲店（エレー社のビスマス弾）などの通販を利用すると便利です。私は地元の銃砲店経由で取り寄せました。1箱(10発)からオーダーできます。
	タングステン・マトリックス弾 　今回使った代替弾はKENT社製のタングステンで出来ている散弾。豆電球のフィラメントに使われてるヤツですね。普通鉛弾だと１発１００円くらいなんですが、これは１発２６０円します(T_T) （ワンポイント）　この散弾はKENT社のHPには載っていないシリーズのようです。IMPACTTM Waterfowl が一番近いと思いますが、これだと5号までしか無いはず。それにパッケージの絵もマガモじゃなくて、ホシハジロとキジが載ってます。IMPACTTM Game and Waterfowl という名前みたいです。
	ビスマス弾 　ちなみにこちらは師匠が使っているELEY社のビスマス・スズ合金弾。先日の鉛弾シンポジウム（国立環境研究所の発表）では、代替弾の中でも毒性が少ない物質としてビスマスとスズが挙がっていました。やっぱこっちの弾の方がいいのかな。
	ベスト 　今年、新しいオレンジベストとオレンジ帽子が大日本猟友会から配布されました。バージョンアップされて弾差しなんかもついてます。あわせてミニペロもオレンジベストを新調してもらって嬉しそう！
	猟果 　マガモ１羽＋コガモ４羽をお持ち帰り〜 (^o^)　ただ、マガモ（写真）は弾が当たりすぎて胸肉に甚大な損害が…（泣）。実は今年持って行った銃は、素早い弾の入れ替えができないタイプだったんです。そのため近距離からも粒の大きい弾で撃ってしまいました（反省）。銃は正しく選ばねば…。
	ガラ 　さてと、お肉は鴨鍋で頂くとして、今回はスープのレシピ改良を試みました。
	合鴨料理の本 　以前本棚でご紹介した「わが家でつくる合鴨料理」に、合鴨スープの取り方の秘伝が載っております！これを真鴨スープにも適用してみましょう。この本は鴨ハンターならぜひ手元に置きたい一冊ですよ〜。
	空炒り 　鍋を熱して適当な大きさに切ったガラを入れます。油はしきません。焦げ付かないように火を加減して、全体に色ずくまで炒めます。なんかいいカオリがしてきました。
	煮出す 　鍋に水、ネギの青い部分、ショウガを入れて火にかけます。沸騰寸前で止めてアクをすくいます。その後、フタをせずに＆沸騰させずに２時間分弱火で静かに煮出します。
	２時間後 　うーむ、さすが秘伝。煮出し途中で気になる野生なニオイは全く発生せず、色もきれいに澄んだスープとなりました (^_^)
	漉す 　リードキッチンペーパーなどでスープを漉します。
	ひとまずスープの完成 　いいですねぇ、いいですねぇ。すでに美味しそうな感じ。今回は出来上がったスープから２人分（約４００ｃｃ）を取り出して残りは保存します。
	塩味 　美味しいスープに過剰な味付けは禁物であります。塩一つまみで味付けします。
	卵 　卵を溶いて、穴明きのお玉でふわっと流し入れれば完成です。
	お味は？ 　うまい。なんていうか不思議と記憶できない味。ほわっとしてて、少し甘いようなでも塩加減も丁度よく、サラリと主張が無いようで飲んだ後に「なんかコレうまいな…」というような味（なんじゃそりゃ）。今までのスープで感じていた若干のクサミ、特に冷えた後に感じるあのクサミが今回は全く無し。鴨の美味しいエキスだけうまく抽出できたのでしょうか。とにかく今までで一番の味なのは間違いなし。空炒りとフタ開けの技に万歳！
	「いっただきまぁす」・・・メインに手を出す前にスープをごくり。さぁ鴨しゃぶ鴨しゃぶ・・・ん？今飲んだのなんだ？もしかして隣でずっとぐつぐつ煮てたガラスープ？そんなかんじにあっけなくのどごしを通っていったスープ。上品でかるーいかんじ。うん、おいしい！このスープの評価をしてくれと言われるととても困る。だって味が覚えられない。それくらい何気なく飲めてしまうスープなのでした。でも初めての味。これは高級料亭の筑前煮とかごま豆腐とかと一緒に食べるのがおすすめ♪（<-私の高級料亭イメージ）ほんにごちそうさまでした。　ｂｙこりす(^.^)
	鴨鍋 　穴だらけのお肉は”気合”でスライスし、鴨鍋で美味しく頂きました！

ペロと豆男爵
兄弟一緒に豊猟記念

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