（第１日目）　西興部再び

　さーて、冷凍庫も買ったことだし！いつかエゾシカプロジェクトはいよいよ出猟を迎えるのであります (^O^)　平成18年12月9-12日で３泊４日、射撃抜群の友人たけさん（Gun Nuts管理人）と一緒に西興部村猟区へ入猟してきました（ま、まさか、ペロ氏、当たらないので射撃要員を雇用か？）　さてプロジェクト初年度の結果はいかに。蛙のミニペロと一緒にさあ出発です。

	持ってく弾は 　ちょっとミニペロさーん、弾ずいぶん詰めましたねえ。２０発ですか。やっぱそんなに撃ちますかねぇ。え？下手な鉄砲なんとやら (^_^;　余計なお世話じゃ！わかったよ、重いけど持ってくことにするよ。
	羽田空港 　今回、西興部村猟区へはANAでオホーツク紋別空港よりアクセスします。一日一往復しかないけど、紋別空港から送迎してもらえるのでレンタカーを借りる必要もありません。東京からは一番安いルートだと思います。空港で銃器や弾を預けるのに手間取りました。１時間以上前に着くようにしましょう。
	北の大地へ 　１２：４５分、定刻通りに到着。ほんと飛行機って早いなあ。思ったより寒くありませんでしたが、もちろん雪の世界です。
	送迎 　確か去年もこの方だったなあ。お世話になります。西興部村まで１時間のドライブです。丁度今日は村のクリスマスパーティーが開かれるとかで、レストランのメニューがスペシャルだそう。もちろんプアーな我々は車内でコンビニランチを頂きま〜す。
	ホテル森夢（りむ） 　一年ぶりに帰ってきました。懐かしい橙色の建物が出迎えてくれます。ホテルの人はこれもまた去年と同じく、ホスピタリティーにあふれています。
	雪 　ミニペロさーん、滑りやすいので気をつけてくださいね。
	木夢（こむ） 　ホテルの隣に木夢という施設があります。ここは木のおもちゃを中心としたこども達の遊び場。中は広くてずっと遊んでいられそう。子連れで来た時はとても便利そうです。
	木工体験 　ここでは木工体験もやっていて、今回はたけさんと二人で羽子板風の飾り物を作ってみることにしました（材料費１０００円）。つーか、俺ら西興部でいったい何やってんだ（笑）
	作り方 　「まずこれを木に写して」・・・えーっ、なんだかすごく複雑なデザインなんすけど！「これ写した後、全部切るんでしょうか？」「そう、これ上級コースだからねぇ」
	糸鋸 　木工なんて中学校の技術家庭の時間以来であります。しかも不得意だったような…。デザインに沿って切っていきますが、うーん、糸鋸の扱い方がなかなかうまくいきません。これで指切って、銃撃てなくなったらお笑いだなあ…などと考えながら２時間３０分に渡って悪戦苦闘します。
	できた！ 　どうでしょう？いのししに見えるでしょうか。右がたけさん作、左がペロ作。同じデザインから作ったのに、不思議と違うイメージの羽子板が出来上がりました。性格が現れるんでしょうかねぇ。
	夕食 　ホテルの予約もおまかせだったんですが、２食付きだったみたいで、いきなり超豪勢なメニューが用意されていました。ビールで明日に乾杯。お値段にビクビクしながら料理に舌鼓をうつ二人でした。ちなみに翌日からは素泊まりに変更！（笑）
	明日はどんな日に？ 　ガイドの伊吾田さんと打ち合わせで、明日は６時３０分にロビー集合となりました。この時期は日の出直後の出猟パターンと、日中出猟パターンとの端境期とのこと。途中、丁度クリスマスパーティーに呼ばれていた猟区管理協会の会長も顔を出し、楽しい談話タイムとなりました。

　熊の素早さ

　会長は熊猟の経験豊富な方で、昔の狩話を聞いているととても楽しくなってきます。夜に襲われたとか、吹雪で３日閉じ込められたとか、怖い内容のもあります。熊の上をスキーで滑ったなんて話まで。ひとつ紹介すると、たとえば寝ている熊を笹で突っつくとどうなるか？（会長！すごい状況設定なんですけど！）熊は怒ってその笹を引っ張ろうとします。しかし笹を持っている人間も一緒に引きずり込まれてしまうんだそうです。なぜかというと、人間が笹を手放そうとしても、実際に手を開くよりも熊が笹を引っ張る方が速いので、間に合わないんだそうです。皆さん、熊では決して遊ばないようにしましょう…って当たり前だぁ。

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