鴨のスキヤキ
	材料（２〜３人前） 　カルガモなど　１羽 　白菜　1/2個 　ネギ　３本 　シメジ　１袋 　シラタキ　１袋 　スープ用酒　カップ１ 　ネギ　３本 　しょうが　１かけ 　みりん　カップ1/2 　しょうゆ　カップ1/2 　砂糖　大さじ２ 　削り節　カップ1/2 　卵　好みで

	今年の鴨猟 　この日は不思議なくらい、鴨の警戒心が強くなっていました。気配をはるか彼方で察知し、あっという間に飛んで逃げてしまいまうのです。鴨の飛来数は多かったのですが、一日中舟で回っても中々射程に入れません。 　さて、ついに日も傾いてきてしまい、港に向かう途中のこと。「この場所、最後の最後にいたりするんだよね〜。でもさすがに今日はいないだろね〜」と半分気抜け状態で進んでいくと、居たよ居たよ！どうぞ撃ってくれんと言わんばかりのカルガモを発見！えー、ここからハンターとしてのスキルの差が歴然と出てまいります。 【ペロ】あわわ、あわわ、狙いがつかないよ、あわわ、あわわ 【師匠】なんで撃たんの〜？撃っちゃうよ〜。ドーン。はい回収！
	羽根むしり 　今年は鳥インフルエンザの話がいよいよ切実なものになってきてます。先月発表された渡り鳥のインフルエンザウィルス調査では、いまのところ結果は陰性です。しかしアメリカのUSGS(野生生物健康センターの情報によれば、アジアで野生鳥の感染が確認されています。今回は羽むしりも重装備で行いました。
	産毛焼き 　いつもは台所でする産毛焼き（鴨解体参照）ですが、産毛が屋内に飛ぶのも何だか今年はイヤなので庭で行ないました。
	肉捌き 　モモ、手羽は食べやすいように包丁を入れておきます。ムネはスライスします。
	脂のり具合 　まあこんなもんでしょうかね。
	ガラの処理 　ガラははさみで適当な大きさに切り、血や内臓を取り除いておきます。
	スープ作り 　鍋を熱してまずはガラを炒めます。香ばしい香りがしてきたら、ネギの青い部分としょうが薄切りを入れてさらに炒めます。酒、水１リットルを入れて、煮立ったら灰汁をすくってごく弱火で１時間。
	野菜を切る 　白菜、ネギ（白い部分）、しめじを食べやすい大きさに切ります。シラタキは必要であれば熱湯にくぐらせてあく抜きします。
	割り下 　小鍋にみりんを入れて煮立たせ、しょうゆ、砂糖、削り節を入れて、半量くらいになるまで煮ます。
	スープと合わせる 　カモガラスープが出来上がったら、漉しながらカップ１程度を割り下に加えます。
	肉炒め 　鍋に油を少し熱し、モモと手羽をこんがり焦げ目がつくまで焼きます。
	ネギ追加 　ネギも加えて風味を出します。
	野菜追加 　割り下を加え、野菜をどーんと投入して、白菜がしんなりするまで煮ます。
	鴨肉追加 　野菜が煮えたら、ムネ肉のスライスを入れ、さっと火が通ったらできあがり。
	お味は？ 　旨い！いつもはポン酢で頂いていた鴨鍋ですが、すきやきの甘い味付けもいいですねぇ。鴨肉の旨みが、甘い汁と卵とぎゅっと合わさって、口の中でフファァァとと広がる感じです（なんだそりゃ）。最初は来年もすき焼きでいこう！
	うまいうまい(^.^)肉好きにはやはりすきやきですよねぇ。生卵、あっというまになく なっちゃいました。牛肉より脂っこくなくて口当たりがしっかりしていて

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