材料（２〜３人前） 　マガモ　中１羽 　葱　１／２本 　ショウガ　２かけ 　ココナッツミルク　１缶（４００ml） 　レモングラス　大さじ１盛 　カー　大さじ１盛 　こぶみかんの葉　大さじ１盛り 　エリンギ　１／２本（きのこ類なら） 　唐辛子　３本 　ナンプラー　大さじ１ 　レモン汁　大さじ２

前の晩の準備

	トム・カモ・カモって何語？ 　「トム・ヤム・クン」って皆さんどっかで聞いたことがありませんか？そう、タイ料理の酸っぱくて辛いスープです。日本にはない味ですよね〜。タイ独自のスパイスを使って作ります。トムっていう単語が煮ることを意味し、ヤムが和える、クンが海老だそうです。他にも「トム・カー・ガイ」なんてのもあり、こちらは鶏のココナッツミルクスープになります。
	命名のひみつ 　そして今回作ってみたのが、ハングリーハンター風タイ風スープの「トム・カモ・カモ」であります。トムが煮る、カモは鴨ダシ汁、最後のカモは鴨肉の具を意味しております。勝手に命名したけどタイ政府から苦情とかこないよね (^_^;
	肉をとる 　カモは胸肉をはずし、次にモモ肉をはずして取り置きます。ササミははがした後、さっと茹でてワサビ醤油でぺろん (^_^)
	つける 　ココナッツミルク１／２缶を容器に入れ、鴨のムネ肉とモモ肉を入れて冷蔵庫に一晩おきます。
	ガラをとる 　残ったガラは洗って適当なサイズにはさみで切り分けます。
	アクをとる 　鍋にお湯を沸かしてガラを入れ、再び沸騰したらザルに空けます。アクを水できれいに洗います。
	スープをとる 　ガラを鍋に戻して、水カップ８、ネギ、ショウガを入れ弱火で３時間煮ます。
	濾す 　煮あがったらキッチンペーパーでスープを濾します。できあがりはカップ４が目安。今回はそのうちカップ１半使います。
	そぎ取る 　ガラについた肉をがんばって取ります。こちらは今回のスープに入れてもよし、何か別の和え物に入れてもよし。

料理

	拭く 　ココナッツミルク漬けのカモ肉を取り出してきれいに拭き取ります。
	スライスする 　ムネ肉を食べやすいサイズに薄くスライスします。よく切れる包丁を使いましょう。
	タイのスパイス 　レモングラス、カー、こぶみかんの葉を適当な大きさに千切ります。
	きのこを切る 　エリンギなどのキノコ類を用意し食べやすいサイズに切ります。ところでエリンギっていったい何語だ？？
	スープを作る 　鍋にカモスープ（カップ１半）、水（カップ１）、タイのスパイス（３種）、唐辛子２本を入れて煮立たせます。煮立ったら、モモ肉とエリンギを入れて１０分煮ます。
	具を入れる 　スライスしたムネ肉を入れ、アクを取りながら５分煮ます。煮すぎないように注意します。
	ココナッツミルク投入 　残っていたココナッツミルク１／２缶分を入れ、さらに調味料加えて味をととのえます。ナンプラー、レモン汁を適量、唐辛子１本をハサミで刻んで辛さを調整します。
	ひと煮立ち 　中火でいったん煮立たせればできあがり〜。
	お味は？ 　おいしいですねぇ〜。この酸味のあるタイのスープ大好きです。辛すぎるのは苦手なので今回は唐辛子を少なめにしてみましたが、飲んでみるともっと辛くても平気かも。いくらでも飲めちゃいます。鴨肉もべり〜ぐ〜。気分は南国！
	トム・カモ・カモ・・・ていうかトム・カー・ガイ、このお料理自体もしかして私のお口にあわないのカモ。甘さと酸っぱさと辛さがあっちゃこっちゃいった味で私の中では、うーん？、といったかんじ。でもまずくはない。こういうもんと言われればこんなもん。本物のトム・カー・ガイなるものを食べないとなんともいえないなぁ。しかし、お肉はなにも問題なくおいしかったです。ごちそうさま。ｂｙこりす(-_-)

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