桑の実マフィン


	材料（マフィン６個＋ジャム）桑の実　３００ｇ砂糖　１００ｇマフィンのもと　１箱（６個分）卵　１個バター　５０ｇ

桑の実狩り

	これも狩りなのだ桑が時期をむかえて、実がいっぱいぶらさがっています。今回は桑の実でジャムを作ってみました。さらにマフィンまで。これも一種のハンティング？だって苺狩りとかいうでしょ。苺狩り→苺ハンティング→桑の実ハンティング。ほら、これももうハンティング。実際ハンティングをやってる人は、山菜狩りを楽しむ人が多いようです。動物と植物の差はあれ、同じ自然の恵みですもんね。
	桑の木桑の木はそれほどめずらしくありません。街中にも植樹されています。実際にはヤマグワという種類になるようです。大きさは写真位でそれほど高い木ではありません。だから実を採るのも楽。
	見つけ方近頃道を歩いていて、アスファルトの上が濃い紫色で汚れているのを見かけませんか？それは樹木の実が落ちてそうなっているのです。関東地方で今の時期だと、桜か桑の実です。だから地面に実が落ちている所を気をつけて歩けば、きっと１本くらいは見つけられます。またその辺の小学生に聞いてみるのも手です。学校で蚕を育てていれば、今の時期、エサとなる桑の木の場所を知っているに違いありません。
	桑の実緑の実はまだ出来始め。次第に色が濃くなって濃い紫色になります。採り頃なのは一番右の実です。色が薄いのはまだ酸っぱいので熟すまで待ちましょう。
	収穫３０分程で一袋（３００ｇ位）が収穫できました。低くて採り易い枝に出来ている実は、小学生達用に取っておきましょう。でも私達が収穫している最中にやって来た子供達の感想は、「おいしくな～い」「甘くな～い」といったものでした。近頃の子供達は採って食べたりしないのでしょうか。桑の実をそのまま食べると、ほのかな、それでいて濃い甘味が口に広がります。

桑の実ジャム

	洗うボウルでざっと実を洗います。桑の実の汁は服につくと落ち難いので注意します。
	枝を取る桑の実の上に付いている小枝を取ります。この枝は実の奥まで続いているので、きれいに取るのは無理です。見えている部分だけちぎるようにして取ります。
	鍋にセット採ってきた実３００ｇでこの位です。マフィン（６個分）に使うのは１００ｇ位になります。残りはジャムとしてパンに塗って食べましょうか。
	実をつぶす鍋を弱火にかけて実をつぶします。苺よりもずっと固くて少し力がいりますが、気長につぶしていきましょう。思った以上に水分がでてきます。
	砂糖、レモン汁を追加砂糖、レモン汁を追加してさらに煮詰めます。あまり甘すぎるのは好みでないので砂糖は少なめにしました。普通のジャム作りでは実と同量程度入れるかと思います。
	こんなものかな水分が飛んで固まりになってきたら出来上がりです。
	粒々種の粒々が目立ちます。あまりどろっとした、ジャムっぽい感じには仕上がらない様です。もっと煮込めばいいのかなあ。
	ビン詰め出来上がったジャムをビンに詰めてできあがり。ちゃんと保存の効くジャムを作りたい方は、ビンを煮沸したりする必要がありますが、すぐに食べちゃう人はそんなに気を使わなくても大丈夫です。無くなったらまた採ってくればいいですしね。桑の実は場所や日当たりによって違いますが、６月～７月は採れると思います。

マフィン

	便利なマフィンの素さあ次は桑の実（マルベリー）のジャムでマフィンを作ってみましょう。近所のスーパーで手軽にできるマフィン作りのセットを買ってきました。ピーターラビットの紙カップ付き。もっともマフィンは小麦粉・ベーキングパウダー・砂糖をまぜる位でできちゃうのであえてセットを買う必要はありません。今回は紙カップが無かったので紙カップを買う代わりに購入してみました。
	卵とバターを入れるボウルにマフィンの素をすべて空けて卵とバターを投入します。ホントはバターは溶かしておいた方が混ぜやすいですが、面倒なのでそのまま投入。
	混ぜるクリームを泡立てるように急ぐ必要はありません。のんびりと混ぜていきましょう。えっ？バターの小さい固まりが溶けない？気にしない気にしない。焼けば溶けますって。この間にオーブンを１９０度で予熱しておきましょう。トレイは出しておきます。
	桑の実ジャムを投入概ね混ざったところで先程のジャムを１/３投入します。再び混ぜます。今度は楽に混ざります。
	型へトレイに紙カップを並べてボウルの中身を入れていきます。
	準備完了紙カップの半分にも満たない量になったと思いますが、これでオッケーです。焼くと膨らみます。
	オーブン１９０度で３０分程焼きます。膨らみ具合や、見た感じで調整してください。
	お味ははい、マルベリーマフィンの完成です。桑の実のほのかな酸味と、コクのある甘味がマフィンの生地とあっています。また中をあけると紫色のスポンジで、風変わりな感じが面白いと思います。成功かな。

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