野菜と鴨の甘みたっぷり
	材料（２人前） 　コガモ　２羽 　タマネギ　１個 　ジャガイモ　１個 　カボチャ　６０ｇ 　ニンジン　１／４本 　ブロッコリー　１／４本 　豆乳　カップ２と１/２ 　バター　大さじ１ 　小麦粉　大さじ１ 　チーズ　６０ｇ

２００４年猟期スタート

　いよいよ２００４年の猟期が始まりましたが、皆さん調子はいかがでしょうか。１５日、私は毎年恒例の霞ヶ浦へ豆男爵氏とともに、カモの舟猟へ行ってきました。日の出から２〜３時間は曇りだったのですが、９時過ぎくらいから雨足が強くなり、ついに断念 (T_T) それでもなんとかマガモをゲットし、当日の晩は家族みんなで鴨鍋に舌鼓をうちました (^-^)　今年も安全狩猟でいきましょう！

スープをとる

	豆乳と鴨 　今回はなんとなくちょっと流行ってる（？）豆乳をつかった料理です。豆乳と鴨肉でグラタンを作ります。野菜をたっぷり入れたヘルシーメニュー。鴨は２人前で、マガモ１あれば上等ですが、コガモ２〜３でも。私？もちろんコガモです (^_^;
	鴨をさばく 　胸肉は左右くっつけた状態ではずします。これはフライパンで焼いた時に、皮だけ縮んでしまうのを防ぐためです。あとはモモを取り、残りはガラとしてスープ用に使います。
	ガラを炒る 　ガラはよく洗って２〜３センチ長さに切ります。鍋を熱して油をしかずにガラを炒ります。鍋の底に焦げが出始めて、香ばしい匂いがただよってくるまで。
	スープを出す 　たまねぎ１/２をそのまま鍋に入れ、ひたひたになる程度に（カップ２位）水を入れ、沸騰直前で弱火にします。アクをすくいフタをせずに極弱火で１時間弱煮込みます。

具の準備

	野菜 　ジャガイモ、カボチャ、ニンジン、タマネギ、ブロッコリーを用意してみました。他に好きなものを入れてＯＫだと思いますので、冷蔵庫にあるもので自由に加減して下さい。
	野菜を切る 　すべて一口大かそれより若干小さめに切ります。
	鴨を焼く 　フライパンに油少々をしいて熱し、鴨の胸肉とモモを焼きます。最初は強火で皮目から。
	裏も焼く 　ひっくり返して肉の面も焼きます。中まで火を通す必要はありませんので、表面が焼けて香ばしい感じになるまででＯＫです。
	鴨をスライス 　あつあつの鴨を取り出して、薄めにスライスしていきます。皮の脂がおいしそう (^v^)　モモ肉は火が通りやすく食べ易いように、十文字に切れ目を入れておきます。
	野菜を炒める 　鴨脂が出たフライパンで、タマネギ、ニンジン、ジャガイモを炒めます。ジャガイモが透き通ってくる位まで。

スープと具を合わせて

	スープを濾す 　そろそろスープができあがった頃でしょうか。リードキッチンペーパーで濾します。出来上がりはカップ１/２位で。タマネギも野菜類として具にまわします。
	具を煮る 　鍋に野菜類、モモ肉、スープ、豆乳カップ１/２を入れて火にかけます。カボチャなどが柔らかくなるまで１５分程度煮ます。

ホワイトソース

	小麦粉を炒める 　フライパンにバターを熱し、小麦粉を振り入れて弱火で炒めます。
	豆乳を溶きいれる 　豆乳カップ２を一気に入れて溶き、しゃもじでとろみが出るまでかき混ぜます。好みで塩・コショウで味付けします（私は何も入れませんでした）。

グラタン

	具をセット 　グラタン皿に野菜類を入れ、スライスした鴨肉をのせます。左右にモモ肉の足を配置。
	ソースとチーズ 　鴨肉の上にチーズをのせ、出来上がったホワイトソースをたぷりかけます。
	オーブン 　オーブン下段、２００度で１５分焼きます。
	出来上がり 　チーズに美味しそうな焦げ色がつくか、お腹がへって我慢できなくなったら出来があり〜。
	お味は？ 　一口食べるとほわわわーんと美味しさが口に広がります。うん、これは結構よくできたんじゃないかなー。豆乳、チーズ、鴨とそれぞれひと癖ありそうな食材ですが、不思議なことに全てがほわわわーんと合体した感じです。野菜の甘みの中に鴨の美味しさが確かにある一品でひた。豆乳と鴨肉をつかったことで、脂っぽさなく割とあっさりとした食感です。今回の鴨の調理法（皮とまわりを焼いてスライスし、あとはオーブンでじわっと火を通す方法）は、鴨を美味しく仕上げるポイントかも。
	野生肉とは思えないさっぱりしたお味。でもスプーンをいれるとふわっと鴨肉のいい香りがするのが不思議。上品な味わいでいいんじゃな〜い♪・・・って冷凍庫があいている？これはもしや２年前の鴨肉(@_@)？でも２年前の肉とは思えない風味に仕上がっている。それにしても猟期が始まっているというのに２年前の肉がでてくるとは。。。　ｂｙこりす(*^-^*) → だってだって、雨だったんだもん！m(_ _)m 　by ペロ

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