（第４日目） 東京へ
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朝食付き 最終日は朝食付き。たけさんは、コンビニスタイルに慣れてしまっているようで、今朝もコンビに行ってました。たけさーん、朝食付きだよ〜。バイキング形式でばくばく食べます（たけさんも）。昨日はよく寝ましたた。やはり緊張があったのでしょう。よく寝てよく食べる。健康的生活であります。 |
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村探検 出発は１１時なので、しばらく村内を散策します。実は猟場探しだったりして（汗）。西興部村猟区では、やろうと思えば（規定上は）エゾシカ以外も捕獲可能なのです。ガイド猟だけど。ヒヨドリ、カラスは普通に村内で見かけます。カモはおらんかあ。 |
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日本庭園 ホテルの裏に興楽園という日本庭園があります。雪景色を楽しみに入ります。っていうか、雪がかなり深いんですけど！でも綺麗でした。何でも昨年はここまでエゾシカが入ってきて食害問題になったとか。増えてるんですかねぇ。 |
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足跡 小動物の足跡が至るところにあります。えーっと、この足跡は何の足跡だっけ？４つ足猟の基本ができていないペロなのでした。（ホント、これなんだっけ？誰か教えて〜）  仲町の旦那さんウサギ（前後の幅が短いから立ち止まっているところ） 情報ありがとうございます！つーことはこの猟区でウサギもいけるってことか (^_^) |
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神社 ちょっと林になっている場所に小さな神社がありました。雪をかき分け、大猟のお礼にお参りします。賽銭は５円だけど。 |
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西興部神社 村を歩いていると大きな神社を発見。その名も西興部神社です。そんじゃ、こっちの本家も参拝しなくてはならんでしょう。長い階段を上り参拝をすませ、横に出てみるとスキー場の中腹でした。村が一望できます。カエデの実がくるくると回転しながら雪に落ち、静かな時間を堪能しながら景色を眺めていました。この村はなんだか落ち着くなあ。 |
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西興部の人々 さあ出発の時間です。送迎バスでホテルを後に旅の想いにふけっていると、昨日隣町で昼食時で出会った農場長（ハンター）の言葉を思い出しました。 ペロ：「私のは偶然獲れたようなもんですから・・・」 農場長：「あっ、偶然っていうのはいいことなんだよ。それも力量のうち。」 あったかい言葉でした。そして本当にあったかそうな人でした。今年、猟区で得たもの。肉？それはもちろんそうだけれど、人との出会いも楽しかった。農場長だけでなく、はじめて猟を共にしたたけさん、私の鹿を見つけてくれたジュンペイさん（流浪の詩人）、神出鬼没の会長、発送手続きを手伝って頂いた田尾商店店長、そしてもちろんメインガイドの伊吾田さん。皆さん、どうもありがとうございました。 |
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ヒグマ 空港のロビーにヒグマの剥製があります。平成１０年に人家裏庭に白昼現われ、追跡捕獲された３５０ｋｇのボス熊。えっと、クリスマスデコレーションはどうかと思うんですけどね (^_^; たけさんとシミュレーションしてみました。もしあそこにホントに居たらどうするか？猟帰りということで妙なリアリティがあります。レンジファインダーを覗いて距離を測るたけさん。２２メートル。無理ですっ！スラッグ弾が何発入っていようと、熊を止める自信はございません！どこを狙っていいのやら。３秒後にやられます。以上、怖いのでシミュレーション終了！しかし怪しいな、俺ら。 |
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| なーんて遊んでいるうち、あれ？たけさーん、ドコイクの？あれま、気付くとたけさんは ケーサツの方と仲良く！？別室へと誘われていきました！滑走路には疑惑のYS-11 （確かもう引退したよね？）が１機…。何用だ？たけさん、YS-11、さよーならー。 （その後の消息はGun Nutsで追うべし） |
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ANAにて さてと、私とミニペロはANAの普通のジェット機で（チケットは超割でありますが…）東京へ帰ろっと（笑） |
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感想 素直に楽しかった！というのが今年のハンティングトリップの感想です。大地からの恵みも得られ、すばらしい体験も得られました。西興部村猟区、今人気が急上昇中のようで、なんと*来年*の年末の予定まで入っているそうです。入猟して獲れるかどうか、それは誰にも分かりません。でもそんなことはハンターなら誰でも分かっています。大地の恵みが許される時はくるのです。こないときはこないのです。でも、西興部にくれば、会長や他の人たちの楽しい狩話で、ハンティングがさらに楽しく思えるようになるのは間違いありません。狩猟法改正など、いろいろ難しい話が続いていますが、ここに来てすっかりリフレッシュできました。 |
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エピローグ さーて東京に戻り、こりす奥様に携帯メール。こどもも帰りを待ってるかなぁ？お、返信きた。何々？タイトル…「牛乳かってきて」 オイっ！はるばる狩にいったダンナに対する第一声が牛乳注文かよっ！ (T_T) そ、そりゃまあ、北海道に居る時ならまだね、北海道の牛乳買ってきますけどね…。ロマンというのが無いのかっ！全国のパパハンター、地位向上および獲得に頑張りましょう（笑） さあ、スーパーで牛乳買ってかーえろっ！（やっぱ買うのかよっ！） |
もし大物がとれちゃったら？
いや、分かってますよ。そんな心配は捕ってから考えろってのは（笑） でもですね、いざ弾があたってしまうと解体から発送まではどんどん事が進みます。相手は生き物、生物、なまもの、どの字でもいいですが、待った無しです。今回、心臓（350g)やレバー(650g)も込みで、５５ｋｇの鹿から、大ばらし状態で２２ｋｇの肉がとれました。精肉作業後で１６ｋｇです。解体のウデにもよりますが、３掛けから４掛けの肉が取れる計算になります。東京に戻った後の土日で精肉して冷凍しましたがかなり大変です。 そんなアナタに朗報！札幌にあるチャーリーハウスというお店では、精肉を請け負ってくれるとの話。今回は東京からアバラ片側をお願いしましたが、現地から連絡して送るという手もあるでしょう。大物が取れて全部精肉するのは手に余る場合、またお裾分け時にも利用できるんではないかと思います。値段は自分で精肉する苦労を考えると非常に安く引き受けてくれていると思います。ところでエゾシカの皮の有効活用をしたいんですが、なめしなどの委託加工をやってくれる所知りませんか？情報お待ちしております。
皮の委託加工ではないのですが、私がやっている有効利用？です。 皮をベニヤ板に広げてホチキスのでかいので張り付けます。裏を表にしてね。 肉をなるべくコソゲ落とします。あ、テキトーでいいです。 気長に一ヶ月くらい放っておいてベニヤ板から剥がします。 このとき皮はバリバリなはずです。こうなると毛はかんたんに抜けるのでなるべく抜いて・・・ １０センチ四方に切ります。幅１センチの紐状のものも作ります。 これを水に漬けて軟らかくします。クルクル丸めて皮紐で縛ります。 それを網の上などでまた干して乾かします。 はい！ 犬のオヤツ完成！
好き嫌いはあるようです。 我が家の犬はムシャムシャ食べましたが、近所の犬は知らんプリでしたから。 あと、その後の犬の体調も自己責任で。 我が家では問題ありませんでしたが。 （注意！）冬にしかやってはいけません！
さらば西興部。また来年。