材料（２人前） 　エゾシカ　モモ肉４００ｇ 　小麦粉　大さじ２ 　オリーブオイル　大さじ２ 　バター　大さじ１ 　ニンジン　１ｃｍ 　赤ワイン　カップ1/4 　水　大さじ２ 　マジョラム　小さじ1/2 　ビーフブイヨン　少々 　バター　大さじ１ 　ブルーチーズ　３０ｇ 　ジャガイモ　２個（つけあわせ用） 　パセリ　数枝（つけあわせ用）

	鹿肉のある生活 　今我が家の冷凍庫には鹿肉が２ｋｇ弱入ってます。「今年は獲れたなぁ」…なんてことを一度は言ってみたいもの。もちろん全〜部頂き物であります (^_^; でもこんなにまとまって頂いたのは初めて！いやぁ〜なんか鹿肉が手元にあるだけでシアワセな気分になってきますよね〜。え？普通はそんなことないの？
	生解凍の常識 　さっそく袋を開けると、もちろんこれがコチンコチンに凍っているわけですね。それもキロ近い塊なわけです。電子レンジで生解凍しようとすると…”エラーC20”。なにぃ〜このレンジは６００ｇ以上のものを生解凍できないってぇ〜！？よし、ノコギリで切っちゃると糸鋸を準備。すると…あらあ？刃が凍り付いて取れな〜い。ならば包丁で…ひぇ〜刃が欠けちまった〜(T_T)　もらいもの生活には頑丈なノコギリが必須のようです。今度買ってこようっと。
	小麦粉をまぶす 　なんとか生解凍した鹿肉は２枚にスライスし、ビニール袋の中で小麦粉をまぶします。
	ジャガイモをふかす 　付け合わせのジャガイモは、洗って芽を取りラップにくるんで電子レンジします。だいたい１個４分くらいでしょうか。
	ソースの材料（その１） 　ニンジンはみじん切りにし、赤ワイン、水、マジョラム、ビーフブイヨンを混ぜておきます。
	ソースの材料（その２） 　今回の特徴はブルーチーズ。ちょっと「うっ！」とくるニオイがありますので苦手な人もいるかも。でもソースにすると鹿肉とマッチしますよ。今回はデンマーク製をチョイスしました。バターと一緒に用意しておきます。
	焼く 　フライパンにオリーブオイルとバターを熱し、鹿肉を両面焼きます。だいたい７分位を目安にして、好みに応じて加減するとよいと思います。焼きあがったら、温かい状態で取り置きます。私は電子レンジの温蔵機能を使います。
	ソースを作る 　鹿を焼いたフライパンにソースの材料（その１）を入れます。アルコール分を飛ばして１〜２分煮たら、材料（その２）を入れてチーズを溶かし、フタをして５分程煮込みます。最後に水分を飛ばして適当な濃さにすればできあがり。
	盛りつけ 　お肉にソースをかけて、付け合わせを添えて召し上がれ〜。
	お味は？ 　モグモグモグ…うまいなぁ〜。これが肉の旨さというやつですね。肉は軟らかくはありません。しっかりとモグモグしないといけません。でも噛みきれないというのではなく、噛んでいればだんだんジューシーな肉汁が口中に広がります。なんていうか、これが正しいお肉のあり方じゃないですかねぇ。柔らかくて脂っぽい市販の肉は何か変ですよ。フォークとナイフも形だけじゃなく、ちゃんと切れる物が必要です。う〜ん、肉食正当派って感じ。ブルーチーズソースも主張することなく、うまく鹿肉の味に溶け込んでいます。べり〜ぐ〜。
	うんま〜い。ほんとにステ〜キだ！すっごく固いけど、これがまたいい！私は牛肉よりやっぱりうまいかも。牛肉の方が好きって人もいるらしいけど、その人が食べたらこれは安物の牛肉って思うかもしれない。だってほんとにかたい。でも筋っぽい固さじゃないし、じっくりかんでると肉の甘みがでてくる。これ食べ慣れちゃうと、牛肉の脂っぽさが逆にだめになってくるかも。野生肉、おいしかったです。でも欲をいうと、ソースが少なかった〜。ｂｙこりす(^-^)

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