材料 　鹿の脳みそ　１ 　　…つうか、どうやって手に入れんのさ！ 　猪肉　１ 　　…これはまぁなんとか 　その他

「まじかよ〜！」 　私は弟から届いたメールを見て思わず叫んでしまった。東海地区在住の弟も私同様に猟を楽しんでいるハングリーハンターである。合言葉は「獲りたい３割　食べたい７割のキモチ」。実はハングリーハンターという名前も彼の命名であり、このホームページの名付け親的存在である。もっとも二人とも獲物は大して獲れない。いわば自然にやさしいハンターである（ん？無駄な鉛汚染？ヤベ…）。が、猟友にはめぐまれ、二人とも獲物のおすそ分けでお腹はいつもいっぱいである。つうか、そんな話はどうでもいいのだ。彼からのメールの話であった。そこにはこう書かれていたのだ。 　　　　　　　： 　　　　　そして！ 　　　　　鹿脳だっ！ 　　　　　　　： 今回は彼からのメールを中心にご紹介しよう！

今日の猟を振り返る弟君

入手した鹿脳みそ	んじゃ、レシピを・・ 「鹿脳みそのフライとシシカツ」 鹿脳みそは、猟友のA氏より「山の珍味ですぜ」ともらったもので、すでにパン粉の衣がついているフライ前の状態でゲット。
シシ肉のカット	シシ肉もA氏からもらったもの。いつも、シシ鍋だったので今回はシシ肉のカツに挑戦！
シシ肉に衣を	といっても、レシピは普通のとんかつと同じ。 ただ、火が通りやすいようにやや薄めに切るぐらいですかね。 シシ肉にとんかつと同じ衣をつけたもの。左がシシ肉。右がとんかつ右下は海老。
シシ肉を揚げているところ	揚げも普通に揚げればオッケーであります。
全部揚がった	左下の小さいのが鹿脳のフライ。
シシ肉の揚がり　断面図も	感想ですが まず、シシカツ。 激ウマ。シシ鍋よりこっちのほうがいいかもしれない。 一緒に普通のとんかつも揚げたんだけど、シシカツの旨みと、しっかりした食感に比べると、普通のとんかつは味が薄く、肉もぶよぶよの感じ。 シシカツ、これ、最高っす。
鹿脳フライの揚がり　断面図。 脳組織が見える・・・	次に、鹿脳みそフライ 一口かじると、ふあっと独特の香りがするが、味はGOOD。 食感はクリーミーでふあっとした柔らかな感じ。 味はなんともたとえようもない。 肉味ではない。レバーとか・・まあ、内臓系？ ちょっと、カキっぽいような気配も・・ 普通にソースでもOKですが、タルタルソースと相性バッチリ。 かじったところを見ると・・・ウウム、脳組織だ(^o^; まさに山の珍味。 旨し。

食卓。一緒にサラダとイタダキマス。タルタルソースもつくった。

参考画像「スポンジ」

う〜ん実においしそう！ ところで弟君この辺の話ってどうなってるん？ 上の写真見たところ、スポンジ状…じゃないよね？違うよね？大丈夫だよね (^_^;

本誌独占！猟友A氏の証言をついに入手！
　えー、例のスポンジ騒動ですが、少なくとも養殖の可能性はゼロなので心配はない（はず？）です。どうやって手に入れたと言うと、お肉を取った後の骨から頭を外して、鋸でぎーこ、ぎーこ、、、。かぱっと開けて中からDr．マモーよこんにちわ。表面に着いている脳膜、血管、神経膜を流水で洗いつつぺろーんと剥がしてできあがり。これって、言葉にするとすっごくえぐい作業ですね。一頭からだいたいお椀一杯分程度の量が取れます。後は好みで調理するわけですがお味は弟殿の表現に任せましょう。

さらに猟友A氏による鹿脳の味レポートも入手！

刺身	味が無い．．．。
湯引き	美味！！ただし、形がもろに解ることと食感から賛否意見がまっぷたつに分かれました。
フライ	正体を明かすまではおよそ95%の人が旨いと言いました。正体判明後、青ざめた人約6割、しばらく口を聞いてくれなかった人2割。
結論	味はそんなに悪くない。「美味しんぼ」等で評されるようにフグの白子に近いらしいのですが、私は白子を食したことがないので何とも言えません。

ｂｙまりりん いつもHP楽しく拝見しています。(~o~) 鹿脳みそのフライの記事がありましたが、熊の脳みその話をひとつ。 猟期になり先日熊撃ちに仲間１４人と行きました。当日はあいにく２頭タツ目を抜けられて逃がしましたが、仲間が前日とった熊の脳みそを刺身で食べました。大きさは、こどものゲンコツくらいで、味は淡白です。ワサビしょうゆ、ポン酢で食べました。 やはり、箸をつけられない人が、数人いました。酔った勢いでみんなで部屋中追い掛け回し、食べさせました。私の感想は白子に似て調味料の味しかしないという感じです。猿の脳みその刺身のほうがうまいかなあ。熊は脂が美味ですからね。脳みその刺身は肝試しみたいな感じでこれからも食べることに決定しました。

トップページへ戻る